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STEAM/STEAM教育とは
AIやIoTなどの急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日、文系・理系といった枠にとらわれず、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれを統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成が求められています。
そこで、文部科学省や経済産業省では、STEAM教育を推進しています。STEAMは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の頭文字を取った言葉です。工学と芸術・リベラルアーツを通して解釈された科学・技術であり、それらは全て数学的要素を基礎としています。
Society 5.0/第四次産業革命の世紀に価値を生み出す力を養うために、学びを「より学際的で、創造的社会的な学び」へとシフトさせていく考え方といえます。
Society5.0に向けたデジタル人材の育成・STEAM教育×SDGs|能達工科カレッジ
STEAMは、Society5.0/第四次産業革命に向けたデジタル人材に必要な素養・スキルを習得するための教育内容・方法と捉えます。
そこで、STEAM教育にSDGsの視点を併せ、”STEAM教育×SDGs”により、創造力と理数力で問題解決ができる人材を育成します。
共通
- デジタル技術の活用
- 工科カレッジにおける各学科の科目には、Arts(芸術、リベラルアーツ)以外の要素は含んでいる。
- 各科目の展開では、Arts(芸術、リベラルアーツ)の要素に留意するとともに、SDGsの目標で価値付ける。
建築学科
- 基礎となる数学的要素:1年次科目「建築理数学」
- 1年次科目「建築設計・製図」「建築デザイン(3Dプリンター演習)」「建築品質管理」は、Arts(芸術、リベラルアーツ)との関わりが重要である。
AI学科
- 基礎となる数学的要素:1年次科目「数学」「データ分析・処理」
- 1年次科目「ウェブ、アプリ開発」、2年次科目「ロボット製作演習」「AI活用、予測、翻訳技術」は、Arts(芸術、リベラルアーツ)との関わりが重要である。
農業工学科
- 基礎となる数学的要素:1年次科目「数学」
- 1年次科目「新しい営農経営」「食品栄養・生産物の品質価値・流通」、2年次科目「SDGsの取り組みと持続可能な営農法」「未来の農工業と経済(新営農法)」は、Arts(芸術、リベラルアーツ)との関わりが重要である。